ねこ
このサイトでは中学歴史の基本レベルをすいすい暗記できるように面白い語呂合わせをたくさん紹介しています。
坂田先生
今回覚えることです。
| 冠位十二階 | 家柄にとらわれずに才能や功績のある人を役人にするためのもの。 (聖徳太子が定めた) |
| 十七条の憲法 | 当時の役人の心構えをしめすもの。 (聖徳太子が定めた) |
ねこ
聖徳太子がやったことってたくさんあるけど、「冠位十二階」と「十七条の憲法」の違いをいつも忘れちゃうんだよね…。
坂田先生
この2つは聖徳太子の改革の基本で、セットで覚える必要のある超重要ポイントだよ!
ねこ
それぞれが「何を定めたものか」という部分が特にごちゃごちゃになっちゃうんだ。
坂田先生
大丈夫!それぞれの名前の数字と漢字から、内容を連想する面白い覚え方を2つ紹介するよ!
冠位十二階→才能で位を与える制度の語呂合わせ
まずは冠位十二階について。
これは家柄にとらわれず、才能や功績のある人を役人にするためのものです。
十二→自由の連想方法について。
坂田先生
この制度の重要ポイントである「十二(じゅうに)」という数字を、「自由に(じゆうに)」と読んでみよう。
ねこ
位(くらい)を自由に?
坂田先生
その通り!次のように結び付けます。
覚え方
と覚えましょう。
十七条の憲法→役人の心構えの語呂合わせ
つぎは十七条の憲法について。
これは、当時の役人の心構えをしめすものです。
十七→心構えの連想方法について。
ねこ
これはさっきの「十二」と似ているけど、「十七」から何を連想するんだろう?
坂田先生
「十七(じゅうなな)」の音を少し変えて、「じゅうなん」と読んでみよう。「柔軟(じゅうなん)」な心を持って仕事に当たる、という意味だよ。
ねこ
なるほど!役人が持つべき「じゅうなん」な心構えだね!
覚え方
十七(じゅうなん)な心構え
⇓
十七→心構え
⇓
十七条の憲法 当時の役人の心構えをしめすもの。
と覚えておきましょう。
練習問題&覚え方まとめ
ねこ
最後に、ごちゃごちゃになりやすい2つの違いを整理して、テスト対策は完璧だね!
練習問題
家柄にとらわれずに才能や功績のある人を役人にするために、聖徳太子が定めた制度を( )という。
冠位十二階
聖徳太子が定めた、当時の役人の心構えをしめすものは( )である。
十七条の憲法
覚え方まとめ
冠位十二階の覚え方
位(くらい)を十二(自由に)
⇓
冠位十二階は 才能で位を与える人事制度
十七条の憲法の覚え方
十七(じゅうなん)な心構え
⇓
十七条の憲法は 役人の心構えをしめすもの







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才能があれば家柄関係なく位を(自由に)あたえる。
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冠位十二階 家柄にとらわれずに才能や功績のある人を役人にするためのもの。