ねこ
江戸時代の文化で、「元禄文化(げんろくぶんか)」と「化政文化(かせいぶんか)」って、どっちがいつの時代で、どっちがどこを中心に栄えたのか、いつもごっちゃになるよ!
坂田先生
この2つの文化は、江戸時代の文化史において必ず比較して出題される最重要ポイントです。時代(世紀)と中心地(場所)の組み合わせを、関西弁風の面白い語呂合わせで一気に覚えてしまいましょう!
まずは覚えるべき基本情報を表で整理しましょう。
| 文化名 | 時期(世紀) | 中心地 | 代表的な人物・作品 |
|---|---|---|---|
| 元禄文化(げんろくぶんか) | 17世紀から18世紀初め | 上方(かみがた)[大阪・京都] | 菱川師宣(ひしかわもろのぶ)『見返り美人図』 井原西鶴(いはらさいかく) 近松門左衛門(ちかまつもんざえもん) 松尾芭蕉(まつおばしょう) |
| 化政文化(かせいぶんか) | 19世紀初め | 江戸(えど) | 十返舎一九(じっぺんしゃいっく)『東海道中膝栗毛』 滝沢馬琴(たきざわばきん)『南総里見八犬伝』 小林一茶(こばやしいっさ) 葛飾北斎(かつしかほくさい) |
元禄文化の語呂合わせ:17~18世紀・上方中心
ねこ
まずは元禄文化だね。「17〜18世紀」「上方」「元禄」を全部結びつける方法はないかな?
坂田先生
元禄を「もと6」、17・18世紀を「7、8」、上方(関西)を「やねん(関西弁)」に変換してフレーズを作りましょう。意味は全くありません。
覚え方:元禄文化→17・18世紀・上方
もと6、7、8やねん
坂田先生
関西の人が「元(もと)は6、7、8やねん!」と、謎の数字を主張している様子をイメージして、テンポよく5回ぐらい声に出して読んでみてください。
元禄⇒もと6
17世紀から18世紀初め⇒7、8
上方(関西)⇒やねん
坂田先生
元禄文化は、大阪や京都などの上方を中心に、町人たちが担い手となって栄えました。松尾芭蕉の俳諧や、近松門左衛門の人形浄瑠璃などが有名ですね。
化政文化の語呂合わせ:19世紀・江戸中心
ねこ
次は化政文化だね!「19世紀」「江戸」「化政」はどうやって覚えたらいいんだろう?
坂田先生
19世紀を「塾」、化政を「稼い」、江戸を「ええど」に変換して、ひとつのストーリーを作りましょう。
覚え方:化政文化→19世紀・江戸
塾で稼いでええど


坂田先生
絵のように、たくさんお金を稼いで、「ええど(良いぞ)!」と喜んでいる姿をイメージしてください。
19世紀⇒塾(じゅく)
化政⇒稼い(かせい)
江戸⇒ええど
坂田先生
化政文化は、江戸を中心に庶民の間に広く広まった文化です。十返舎一九の滑稽本や、葛飾北斎などの風景画(浮世絵)が人気を集めました。
練習問題&覚え方まとめ
ねこ
なるほど!「もと6、7、8やねん」と「塾で稼いでええど」の2つのフレーズで、時代と中心地がバッチリ区別できたよ!
練習問題
17世紀から18世紀初めに、上方を中心に栄えた文化は( )文化である。
19世紀初めに、江戸を中心に栄えた文化は( )文化である。
元禄文化の中心地となった、大阪や京都などの地域を( )という。
「もと6、7、8やねん」の語呂合わせで、「7、8」が表しているのは( )世紀から( )世紀初めである。
「もと6、7、8やねん」の語呂合わせで、「もと6」が表しているのは( )文化である。
「もと6、7、8やねん」の語呂合わせで、「やねん」が表しているのは( )である。
「塾で稼いでええど」の語呂合わせで、「ええど」が表している文化の中心地は( )である。
「塾で稼いでええど」の語呂合わせで、「稼い」が表しているのは( )文化である。
「塾で稼いでええど」の語呂合わせで、「塾」が表しているのは( )世紀初めである。
「見返り美人図」などの浮世絵を描いた、元禄文化の人物は( )である。
人形浄瑠璃の脚本を書いた、元禄文化の人物は( )である。
『東海道中膝栗毛』を書いた、化政文化の人物は( )である。
『富嶽三十六景』などの風景画で知られる、化政文化の浮世絵師は( )である。
元禄
化政
上方
17, 18
元禄
上方
江戸
化政
19
菱川師宣
近松門左衛門
十返舎一九
葛飾北斎
坂田先生
最後に、覚え方のまとめです。しっかり復習しておきましょう!
覚え方:元禄文化→17・18世紀・上方
もと6、7、8やねん


坂田先生
関西の人が「元(もと)は6、7、8やねん!」と、謎の数字を主張している様子をイメージして、テンポよく声に出して読んでみてください。
元禄⇒もと6
17世紀から18世紀初め⇒7、8
上方(関西)⇒やねん
覚え方:化政文化→19世紀・江戸
塾で稼いでええど
坂田先生
絵のように、たくさんお金を稼いで、「ええど(良いぞ)!」と喜んでいる姿をイメージしてください。
19世紀⇒塾(じゅく)
化政⇒稼い(かせい)
江戸⇒ええど
























このような場合、紛らわしい2つは片方をしっかり覚える、というテクニックを使うといいです。
元禄文化の語呂合わせに関しては、覚えられそうなら覚えて、次の化政文化のほうをしっかり覚えておくことをおすすめします。