
ねこ
鎌倉時代の文学に出てくる「平家物語」って、誰が広めたのか、どんな特徴があるのか、テストで漢字も含めて間違えそうになっちゃうよ……。
坂田先生
「祇園精舎の鐘の声…」の冒頭でも超有名な軍記物語ですね!平家物語とそれを全国に語り広めた「琵琶法師(びわほうし)」を一瞬で結びつけられる楽しい語呂合わせを紹介します!
ここで覚える基本情報一覧
| 文学作品名 | ジャンル | 作者・広めた人物 | 時代・文化 | 主な内容・歴史的特徴 |
|---|---|---|---|---|
| 平家物語 | 軍記物(軍記物語) | 琵琶法師 (作者不詳) |
鎌倉時代(鎌倉文化) | 平氏一門の繁栄から滅亡までを描いた大作。盲目の琵琶法師が琵琶の伴奏に合わせて平曲として語り広めた。諸行無常(仏教的な無常観)が根底にある。 |
| 新古今和歌集 | 和歌集(勅撰和歌集) | 選者:藤原定家ら (命者:後鳥羽上皇) |
鎌倉時代初期 | 幽玄・余情の美を重んじた繊細で情熱的な歌風。 |
| 徒然草 | 随筆 | 兼好法師 (吉田兼好) |
鎌倉時代末期 | 鋭い人間観察や人生の教訓を綴った随筆(『方丈記』の鴨長明とともに有名)。 |
平家物語(琵琶法師)の語呂合わせ:平気でビワの帽子!
ねこ
平家物語と琵琶法師はどうやって覚えればいい?
坂田先生
「平気(平家物語)でビワの帽子(琵琶法師)!」というフレーズで、果物のビワの帽子を堂々とかぶっているシーンをイメージしましょう!
覚え方:平家物語、琵琶法師
ねこ
平気(平家)でビワの帽子(琵琶法師)!語感がぴったりで思わずくすっと笑っちゃうね!琵琶法師ってどんな人たちだったの?
坂田先生
琵琶法師は、頭を丸めて琵琶を弾きながら全国を巡り歩いた盲目の芸能者たちです。文字が読めない多くの民衆や武士たちに、源平の合戦劇を感情豊かに語り聞かせた(平曲)ことで、平家物語は全国津々浦々にまで爆発的に広まりました。
ねこ
目で読むだけじゃなくて、耳で聴いて楽しむエンターテインメントだったんだね!作品のテーマは何なの?
坂田先生
冒頭の「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり」という言葉に代表されるように、「どんなに栄えた者も必ず滅びる」という仏教の諸行無常の考え方(無常観)が作品全体のテーマとなっています。武士の力強さと哀愁が美しく融合した、鎌倉文化を象徴する最高傑作ですよ。
練習問題&覚え方まとめ
ねこ
平家物語がどうして有名になったのかよく分かったよ!さっそく練習問題を解いてみよう!
坂田先生
素晴らしいですね!テストでよく問われる重要ポイントを全8問用意しました。タップして答えを確かめながら解いてみましょう!
練習問題&関連問題
鎌倉時代に平氏一門の繁栄と滅亡を描いた代表的な軍記物は『( )物語』である。
平家物語を琵琶の伴奏に合わせて語り、全国へ広めた盲目の僧侶・芸能者を( )という。
平家物語のように、合戦の様子や武士の活躍を描いた物語のジャンルを( )物という。
平家物語の冒頭「祇園精舎の鐘の声、( )の響きあり」に入る四字熟語は何か。
後鳥羽上皇の命により、藤原定家らが編纂した鎌倉時代初期の勅撰和歌集は『( )和歌集』である。
鎌倉時代末期に兼好法師(吉田兼好)が著した有名な随筆は『( )』である。
鎌倉時代初期に鴨長明が日野山の草庵で著した随筆は『( )』である。
東大寺南大門の金剛力士像を制作した、力強い写実的な作風で知られる鎌倉時代の彫刻家は運慶と( )である。
平家
琵琶法師
軍記
諸行無常
新古今
徒然草
方丈記
快慶
坂田先生
最後に、今回紹介した語呂合わせをまとめて復習しましょう!
覚え方:平家物語、琵琶法師

【覚え方】
平家物語⇒平気(へいき)
琵琶法師(びわほうし)⇒ビワの帽子(ぼうし)
坂田先生
果物の「ビワ」の形をした奇妙な帽子を、平気な顔をしてかぶっているシーンを想像してみてください。










































【覚え方】
平家物語⇒平気(へいき)
琵琶法師(びわほうし)⇒ビワの帽子(ぼうし)